テロは撲滅されるのか?

COURRiER Japon8/17号の記事“世界中でもっとも「忙しい空港は?”によると、ロンドン・ヒースロー空港の2005年の年間旅客数は6790万人で世界で3番目に多い数なのだそうだ。

その空港で、テロ計画が摘発され21人が逮捕されたというニュースを見た。
アメリカ行きの10機の航空機がねらわれたらしいのだが、事前に察知して未然に防ぐことが出来たようだ。

多くの人の命が犠牲にならずに済んでよかったと思う。

ニュースで取り上げられているとおりにアルカイダによる犯行計画だったのかどうか、これから具体的に調べられるのだろうが、いずれにせよテロは世界中に蔓延している。
この夏、知人が家族全員でタイに引っ越したが、バンコクでもテロの警戒が強まっているという連絡があった。

テロ犯罪は早くなくなって欲しいが、国際的なテロ犯罪というのは、それを犯すテロ組織の内部にだけ問題があるわけではない場合が多いと思う。「テロと戦う」ということだけでは、いつまでたってもテロはなくならないだろうと思う。