『百日紅〜Miss Hokusai〜』 - 猫が見ている。

難波のTOHOシネマズにて。
率直な感想を述べるならば、予想以上の駄作。
エピソードそのものは原作から借りてきているが、世界観は全く違うものになっていた。
もともと短いトピックを集めた作品集なので、90分のストーリーにまとめるには、何か1本の軸が必要だったということはわかるし、
そうするなら妹のお猶を軸にするというのは、何となくわかる感じがするのだが…。
北斎も饒舌すぎるし、なんか全体的に湿っぽい感じがしたな。
別の表現方法はなかったものか…。
Miss Hokusaiなんていうサブタイトルも余計な感じがする。
没後10年を記念して企画されたというのであれば、もう少し力を入れて欲しかった。

I saw "Sarusuberi 〜Miss Hokusai〜" at the movie theater.
It was so boring that it felt really long.
I liked the comic better than the movie.