この国は病んでる
多田富雄さんが。
今日から連載だそうです。
この中で、「国民投票法が強行採決されても、文句も出ない、デモらしいデモも起こらない」と書かれてあります。
でも、一方では明らかに破綻をきたした人間達が、色んなところで凶行に及び、無差別殺人を犯しています。これが、体制に対するアンチとは、間違っても言えませんが、抑圧された現代日本人の精神的な歪が、ある部分に集中してのしかかり、そのはけ口として、こういった犯罪が発生しているのかもしれない。だが、そう考えられたとしても、断じて容認できることではありません。
―不安の中で押しつぶされそうになって生きている。。
誰もがそうだと言えなくはありません。そういった日常の中で正常を保ちながら何とか生きているのかも知れません。こう書いている私自身も、自分が正常なのかどうか?と問いかけてみて、正常だとは断言できない。でも、そうやって何とか生きてる、という感覚そのものが生きてる証だとも思うし、それがあるから日常生活を送るだけの平衡感覚が保てているのではないか。
いろんなことに、憤りや不安を感じつつも、明日のメシのためにあくせくと働くしかありません。しかし、そうやっている間に、未来はドンドン先細っていってるようであり、といったジレンマを抱えつつ。。。。
こんなこと、ブログで書かれても読みたくもないですよね。少なくとも、私は読みたくない。。。
アイルランド出身のロックバンド、ホットハウスフラワーズのメンバーが、メジャーデビューした当時、「ネガティブなことは毎日の日常の中だけで沢山だ。僕らは音楽を通じてポジティブなメッセージを送りたい」といったようなことを言っていました。
彼らの音楽を聴いて感動し、今でも大事に聴いている私は、読んでくださった方が、元気になるようなものを書かなくては。
私はロックスターではなく、ただの凡人ですが。。。