寛容な世界
おはようございます。
昨日、アスレチックコースではしゃいだことがたたったのか、少々疲れております。しかし、気分はリフレッシュで、今日からまた、がっつりと一週間、仕事に励みたいと思っております。
さてさて、今日の朝日朝刊には、塩野七生先生の対談が載っていました。『寛容な世界は可能ですか』というタイトルで、文化人類学者の渡辺靖さんという方と一緒に対談しています。
『ローマ人の物語』は私も読んでおりまして(途中ですけれども)、都市国家であるローマの人々は、征服した部族の拠点をそのまま残して、その人々にも市民権を与えていったということには驚いたというか、すごいなあと思ったものです。
今朝の記事の中で、私が注目したのは、次の部分です。
あなたね、その点、ヨーロッパはおもしろいですよ。昔、イタリアからフランスに向かう道は幅がだんだん狭くなっていた。攻めてこられないようにね。その道路が広がり、欧州連合(EU)は本物だと思いましたね。一方で村単位のコミュニティーが、特産品を作るなどしてとても元気。いいと思いません?
はい。良いと思います。
昨日、羽曳野の道の駅に行きました。地元で採れた野菜が安価に販売されていて、平日でも人が沢山訪れているとのことでした。
昨日を境にして、また色んなものが値上げしているみたいですけれども、輸送コストがかかってこない地元の農産物や製品というものは、これからどんどん注目を浴びてくるようになるかも知れないですが、その一方で、人や文化、思想といったものは、外からどんどん受け入れていくようにしなくてはいけないかもしれませんね。