営業マン


長崎県波佐見町にある陶磁器の卸業の営業マンさんが来られたからと呼ばれて店に行った。ウェブ管理の仕事を請け負っている和雑貨店でのことだ。
和雑貨店のサイトづくりにメーカーさんや卸業者さんを巻き込むことは出来ないかなあと思っているから、店の仕入れ担当の方に、業者さんが来られたら出来るだけ呼んでくださいとお願いしている。
今日お会いした営業の方は、写真のようにサンプルを持って日本全国を売り歩いている。陶磁器は特に、写真ではなかなか通じない質感や手触りというものがあるような感じがするし、小ロット多品種の商品群を販売するような形態だとプロセス化、効率化と一口には言っても実際には難しいのではないかと思う。
出来るだけ出歩かずに済ませることが出来ればそれが一番だろうが、この方の場合、大阪方面には一ヶ月の間で10日間は滞在するという。北は青森まで行っているらしいし、九州は別の担当者がいると言っていたから、九州にいる日数は、ひと月のうちほんのわずかだろう。

こういう卸業者さんでもインターネットの活用は考えているけれども、それでうまく使いこなせているかというとそうはいかないというニュアンスだった。
この業者さんでは社長の息子さんが毎日半日かかって運営しているといい、社員として専業スタッフを雇うところまではなかなか行かないだろうと話していた。
ウェブサイトの管理運営だけで考えるとそうだけれど、営業活動や広報活動の中の一環に組み込むような考え方が出来ればまた位置づけも変わってくるはずだと思うのだが。