うまい話が多すぎやしないか?

インターネットには「手軽に儲ける方法」というのが多すぎる。
アフィリエイトで手軽に儲けよう」的な本が、書店のビジネス書コーナーに溢れているが、「アフィリエイトでは実際には儲からないよ」みたいな話が今さらながらに流布されて、そうかと思ったら今度は「ドロップシッピングで儲けよう」って言い出した。
僕が関わっているサイトでもドロップシッピングを活用しようって言い始めていて、僕は、今のところインチキにしか見えないと言って慎重に検討することを提案している。
だって、この目で確かめていない商品に勝手に値段をつけて売るなんていうのは、あまりに消費者を馬鹿にした話ではないかと思うからだ。
ライブドアの一件で、「まじめにコツコツと働くことの尊さが見直されるようになるだろう」みたいな言われ方もしてたと思うけど、そうはなっていない感じがする。
システムを提供する方もそうだし、システムを利用する方も…。
こういうことをモノづくりをしたり流通に関わっている人たちがどう感じているのかを知りたいけれど、実際にはそういうことに疎い人が多くて無意識のうちに流れに飲み込まれていってる感じがする。