駅前再開発

大阪府奈良県の県境(大阪府側)に住んでいます。僕の家はJRの駅裏口側になるのですが、昔はこちらの方が栄えていて古い商店街はこちら側にあります。駅の正面玄関は反対側にあって、今はどちらかというとそっちの方が開けていってる感じがします(しかし、栄えているようには感じません)。

さて、この駅は今駅ビル建設のため工事が進められています。そして、正面玄関のある方の再開発も進んでいるようです。しばらくそちら側に回ってなかったので、気づきませんでしたが、今日、電車に乗ろうとしてホームから何気なくのぞいた風景に少し驚きました。駅ビルの開業に合わせて、周りの土地も開発されていってるみたいです。

そういえば、地域の子供会の保護者同士の集まりの席で、駅の表と裏でここまで開発の力の入れかたが違うと、全く開発がされないこちら側のダメージは相当でかい、という話が出ていました。それどころか、改札を出たところの道路幅が削減されて駅舎が拡張されるので、車も人も通行しにくくなります。

駅ビル開業と同時に快速列車が停まるようになるらしいので便利にはなるのですが、近代的な建物が建つと、これまでののどかな風景は壊れていきます。ビルが高くなると空は狭くなりますし、道路幅が狭くなることで、裏側はもっと「裏側」らしいひなびた雰囲気になるだろうとも思われます。そう思うと寂しい気分になりました。