[広報誌]コーヒー

広報誌を見るのが好きで、見つけると反射的に手にとってしまいます。マーケティング関連の仕事をやってきているので、そういうものを作りたいというお客さんとやりとりすることは珍しくないので、意識せざるを得なかったことが影響していると思われますが、いろんな企業の広報誌を読むのは面白いです。
特に、数は少ないですが、企業文化が伝わってくるものは感動します。そうでなくても、各企業が携わっている産業の歴史や成り立ち方などが透けて見えてきますので、それだけでも、興味深く感じます。

中には一部云百円で販売している定期刊行のスタイルをとるものもあり、そういうものも見つけたら買っています。無料で送付してくれるものもありますが、定期刊行は作る方もお金もかかるし、面白いコンテンツを作るのも難しいし、継続するのはなかなか大変のようですね。生活者がお金を払ってまで読みたいと思ってくれるように、媒体が成長するまでクォリティを維持して継続するのが大変です。

企業だけでなく、ナントカ協会といった業種団体が作る広報誌も、時々見つけます。定期刊行物ではありませんが、最近見つけて拾ってきたもので、社団法人全日本コーヒー協会が発行している「コーヒーとからだのおいしい話」という広報誌があります。僕は3週間ほど前に、堺筋本町ドトールコーヒーで見つけました。
タイトルから想像していただけると思いますが、コーヒーの薬効についてまとめられた本です。
大きく分けると「ダイエット力」「アンチエイジング」「活性力」といった3つの効力が、コーヒーにはあるそうです。
コーヒーといえば、僕が真っ先に思いつくのは「眠気ざまし」ですが、実際には、コーヒーを飲むとすっきりする、といったことを、僕は経験したことがありません。ですから、コーヒー(カフェイン)が、眠気覚ましに効くなんていうのは、真っ赤な嘘なのではないか、根拠のないデマではないか、と自分に都合のいいように解釈しておりましが(笑)。
しかし、この本にはそういうこともちゃんと書いてあって、15世紀の後半、最初に飲用したイスラムの僧侶たちも、「眠気覚ましや活力を生み出す秘薬として愛飲して」いたそうです。

それじゃ、コーヒーで眠気が覚めないのは僕だけなんでしょうか。因みに、『眠眠打破フィルム』では、割と目が覚めます。

おっと、ここにこんな記事が載っていました。

知らなきゃソン!眠りの常識・非常識Vol.6 日中の眠気、どうしていますか?

コーヒーと睡眠についてのエントリーも追跡してみようと思います。