中村 中『世界のみかた』

パソコンや携帯プレイヤーで自在に曲を並べ替えて音楽を聴くこの時代に意味があるのかとも思ったが初回限定盤を買ってしまった。
中村 中のCDでこれまで初回限定盤なるものがあったかどうか記憶がない。エイベックス時代の2枚ぐらいはあったかも知れないが…。
そんな風に思ったからでもある。

なんせ今回は初のセルフプロデュースと来ているので楽しみでもあった。
曲順が逆の方のディスクは、正位置盤の曲順に慣れきってから聴いてみることにする。

予約していたAmazonから今日の昼間に届いて、仕事が終わったので今聴いている。
この行を書いている段階で5曲目。ここまでハズレがない。
いや、3曲目のコーラスでサブイボを体感。期待以上。

この人は舞台もやっている。
また、過去に原案を担当したという短編のテレビドラマも見た。面白かった。
そういった経験が肥やしになっているのか、いい意味で一曲一曲が芝居がかっている。
特に今回はそれが増幅している。しかも、突き抜けた感じがする。

早くもセルフプロデュース第2弾が楽しみになっている。

ところで、今回の歌詞カード、『同級生』という重たい歌詞が印刷された端っこに、手書きで筆算が、教科書の落書き(?)みたいに印刷されている。こういうセンスはかわいらしい。なんというか、とんがっただけでないところが良い。

世界のみかた

世界のみかた

幾歳月

幾歳月