紙屋さん

今日、いただいている仕事の関係で紙屋さんを訪問しました。
印刷工場まで持っている紙屋さんです。

カードをオーダーしてくださったお客さんが、「茶色の紙で、だけどナチュラルな素材感は嫌」とおっしゃるので、このリクエストに応えられる紙があるものかどうか、と探しに行ったのでした。

何がナチュラルで、何がナチュラルではないか、というのは非常に主観的な問題でもあるように思えます。ただ、同様のリクエストはあるらしく、その意図するところは「欧米の段ボール」のイメージなんだそうです。

「ああ〜、なるほど…」と、返事はしてみたものの、そのビミョウなニュアンスが分からない私でした。欧米の段ボールでもナチュラルで素朴なイメージは変わらないような気がするのですが…。


さて、省資源だとか森林保護だとか言われる昨今ではありますが、久しぶりに紙を加工している現場に行ってみて思ったことは、やっぱり肌を伝ってくるものの良さはあるなということでした。また、アイデア次第で、面白いツールが作れるもんだなーということも。紙のよさ、面白さを改めて見直した本日でした。

この本だけは帯を捨てられない…