スーツケースとソフトクレンザー

最近は注意して見ていませんが、一時期、ネット専業のスーツケース屋さんが、

リアル店舗では、傷ついたり汚れたりしている商品を売りつけている。だから、スーツケースはネットショップで買う方がお得」

というようなことを、自社のサイト上に書いていました。

僕は、そのように批判された側を顧客に持つのですが、お客さんの肩を持つわけではありませんが、そのようなことは一切ないわけで、逆に言うと、もし傷ついたり汚れたりしている商品があれば、お客さんにしかられたり、値引きしなければいけなかったりするわけで、そのように批判されるいわれは全くないわけです。

もっと言えば、リアル店舗は、普通に商売をやっていれば、逃げも隠れもできないわけで、お客さんに対していい加減な対応は出来ません。必然的に商品知識を蓄えなければいけないし、サービスにも磨きをかけて行かなければならないということになって行きます。

そういうことに思いを馳せずに、イメージだけで批判めいた言葉を、自社のサイトの売り文句に使うということに、私は憤りを覚えたものです。

実際には、商品についた埃や手垢を、写真のような洗剤を使って、一つ一つきれいに手入れしているわけです。
少なくとも、このような苦労はネット専業のショップでは、限りなくゼロに近いだろうと想像しております。

今日は、雨で、夕方からはお客さんが減っていたためか、売り場の責任者が洗剤とタオルを出してきて拭いていました。

その様子を見て、そのようなことを感じた次第です。